介護現場における人材育成は、職員のスキル・モチベーションアップはもちろん、利用者にも大きなメリットを生み出します。厚生労働省も来たるべき人材不足を危惧し、介護現場における多様な働き方や教育制度の導入などを推進しています。例えば、介護プロフェッショナルキャリア段位制度を導入すると、スキルの見える化によって職員のモチベーションが上がり、事業所の責任者は職員の昇給を検討する目安にすることも可能です。
ただし、メンター制度などを導入するには事前の準備が必要です。プロジェクト発足時は、数人の職員が現場から離れ、専任として就かなければいけないこともあるでしょう。その結果、現場で人手不足が発生する可能性もあります。また、介護プロフェッショナルキャリア段位制度や、資格試験に挑戦する職員には勉強時間を確保するためにシフトの融通も必要となります。
いろいろな事態をかんがみると、人材育成は長期の視点で考えなければいけないことがわかります。では、人手不足になった現場はどうすればよいのでしょうか? 方法のひとつとして、業務のICT化があります。特に介護ソフトを導入すれば、介護日誌などをスマートフォンやタブレットから入力可能になります。介助業務の合間に作成が可能になれば、事務作業の時間を大幅に削減できるでしょう。
なかでも介護ソフトの「介舟ファミリー」は、操作が簡単で誰にでも使いやすいのが特徴です。機械が苦手な人でも簡単に扱えるようになり、業務効率化に素早く効果を発揮することが期待できます。
また、「介舟ファミリー」はオプション機能として介護事業所向けのeラーニングも提供しています。受講者はPCやスマートフォンから時間・場所を選ばずに学習でき、管理者は職員の学習状況を一括管理できるため、効率よく人材育成に取り組むことが可能です。また、研修内容は技術習得や安全・衛生管理、クレーム処理など多岐にわたり、受講者一人ひとりのニーズにあわせて選択できるのもポイントです。