介護給付費の請求方法は、インターネットによる伝送もしくは磁気媒体(CD-ROM)での送付が原則です。
そのため、ほとんどの介護事業所では、請求データの作成や送信が可能な介護ソフトを導入しています。
介護ソフトを導入すると、レセプト業務のなかでも時間のかかる単位数の計算や、国保連(国民健康保険団体連合会の通称)への請求業務を簡単に行えます。
介護ソフトには、国保中央会(国民健康保険中央会の略称)の介護伝送ソフトと市販の介護ソフトがあります。
国保中央会の介護伝送ソフトは、請求業務に特化したシンプルなつくりになっています。
一方、市販の介護ソフトには、請求業務に加え、記録機能や計画書作成など、さまざまな業務を効率化する機能が付加されていることが多いです。
また、製品によってはさまざまなオプションがあり、事業所ごとに適した機能を導入することが可能です。
そのため、国保中央会の介護伝送ソフトよりも市販の介護ソフトを導入するメリットは大きいといえるでしょう。
介護の請求業務について詳しくは「介護請求の重要性とは?ミスを軽減するためのポイントを解説」をご参照ください。