2.5人の訪問看護師で開設をした。スタッフを率いてまず取り組んだのは、ステーションスタッフ間のチームワークを大事にするということであった。胸の中に気に入らないと思ったことは、必ず表情を見てお互いが理解し合えるまで意見交換をした。良い指導方法を求め、指導の仕方の本も読んだ。プライドの高い看護師の注意は1対1で、褒めることはみんなの前で実施する。それは経験から逆だと実感している。
私は、叱るときこそ皆の前で、褒める時こそ1対1で褒める。その方が、効果的であると思う。今では常勤換算12人,事務員1人の大規模化になったのである。
そして現在、訪問看護ステーション内のチームワークが上手くできる人は、介護支援専門員・介護職・ディサービス・福祉施設の多職種と上手く連携できると感じる。
そう思ったのは「訪問看護師は、怖いと思っていましたけど付き合ってみると話しやすいし、医療面で安心してヘルパーが入れます」という意見を多くもらうからだ。
私たちは、良好な多職種連携を行うために何が必要か?それは、Face to Faceを大事にして、互いのエンパワメント力を高め今後在宅で安心して生活をしたい、最期を迎えたい人たちをチームケアで支えていきたい。