介護職を取り巻く環境・改革はさらに厳しくなります。
平成25年度、ホームヘルパー2級は初任者研修へ。介護職員基礎研修とホームヘルパー1級は実務者研修に変わります。今までとの違いは、研修受講後に筆記試験が行われることでしょう。
介護福祉士受験資格も平成28年の1月以降より、介護経験者でも経験年数と所有資格に応じて実務者研修受講が必須。介護福祉士養成校も新カリキュラムに変更し、卒業と同時に介護福祉士国家試験を受けることになったのです。
平成28年度の合格者から、医療行為でグレーゾーンであった喀痰吸引行為等ができるようになりました。現在の介護福祉士はこのような潮流の中でこのままで良いのでしょうか。
現在働いている資格取得者が、この25年間介護業界を支えてきたのです。
新カリキュラムを学んで飛び込んでくる新介護福祉士に負けないためには、現在の自分の技術に欠点があれば修正・向上を図ることが必要です。
また、これからは、今までの現場経験を活かして自分の所属施設や外部で、積極的に研修会講師や、指導者になるなども選択肢になるでしょう。
まずは自分に自信を持つこと。人に教える前に自身が学ぶこと。
介護福祉士はすでに国家資格であるはず。プライドを持ち、自分磨きに挑戦してみましょう。