ケアプランデータ連携システムのベンダー試験完了のお知らせ Posted on 2023年6月16日2023年11月15日 by kaida 2023年06月16日 「ケアプランデータ連携システム」ベンダー試験結果のご報告 介舟ファミリーは、「ケアプランデータ連携システム」ベンダー試験を実施し、下記のとおり、問題なく試験完了したことをご報告いたします。<試験結果> 〇ケアプランデータ連携システム 送信:問題なし 受信:問題なし 〇介護ソフト 取り込み:問題なし ケアプランデータ連携システムとは? 令和5年4月から、居宅介護支援事業所と提供サービス事業所によるケアプランなどのやり取りをオンラインで効率化する「ケアプランデータ連携システム」が本格稼働されます。ケアプランデータ連携システムとは、国民健康保険中央会が主体となり、厚生労働省が協力して行うサービスです。居宅介護支援事業所と介護サービス事業所の間では、毎月、ケアプラン(1.2.6.7表)をファックスやデータなどで送受信しています。このやりとりのために構築されたのが、ケアプラン連携システムです。ケアマネジャーが作成するケアプランの予定と、それをもとに介護サービス事業所が作成するケアプランの実績というデータが共有されるため、今までのように事業所で転記・入力する文書作成業務の負担が軽減されます。 引用:介護保険最新情報vol.1109(厚生労働省老健局高齢者支援課事務連絡) 導入するメリット 公益社団法人国民健康保険中央会の資料では、主に以下のメリットが挙げられています。コスト削減人件費、印刷費、通信費、交通費などが抑えられ、年間約816,000円のコストカットが、人件費の削減を行わない場合でも年間約72,000円のコストカットが見込めます。業務時間の軽減提出票作成などにかかっていた業務の時間が、約3分の1になることが期待できます。職員の心理的負担が軽減転記などの入力のミスがあるとその月に請求がおりず、ほかの事業所にも迷惑をかけてしまうというストレスから解放されます。ケアプランデータ連携システムの導入は、職員の業務だけでなく、コストも削減できるというメリットがあります。事業所の運営管理者にとっては、経営戦略の一環として導入するのも有効な手段といえるでしょう。 ケアプランデータ連携システムをご利用いただくには ケアプランデータ連携システムでケアプランデータを送受信する場合には、送る側と受ける側の双方がケアプランデータ連携システムをご利用されている必要があります。ご利用いただくために必要な準備は以下になります。ケアプランデータ連携システムのWEBサイトより、利用申請をします。「ケアプランデータ連携クライアント」ソフトを国保中央会のWEBサイトよりダウンロードし介護事業所のパソコンにインストールをします。ケアプランデータを送信するためには、電子証明書が必要となります。 ケアプランデータ連携システムに必要な環境 パソコン(Windows10以降)厚生労働省のケアプラン標準仕様に準拠した介護ソフト(介舟ファミリーは対応しております)介護給付費請求に使用する電子証明書ケアプランデータ連携クライアント(システム利用申請後に利用可能になるため、事前にご用意いただく必要はございません) ケアプランデータ連携システムのご利用料金について 1事業所あたり(1事業所番号ごと)のライセンス料は年間21,000円(消費税込み)ライセンスの有効期間 1年間支払方法は、電子請求の証明書発行手数料と同様、国保連合会に請求する介護給付費からの差引となるが、請求書送付による口座振り込みにも対応。 引用:ケアプランデータ連携システムについて(国民健康保険中央会) 介舟ファミリーの対応について 「ケアプラン標準仕様」への対応 令和4年8月に厚生労働省より展開された連携フォーマットの更新(第三版対応)については、2022年12月のバージョンアップにて、更新後の様式でファイル出力/取込ができるよう対応いたしました。 「ケアプランデータ連携システム」への対応 現在、介舟ファミリーで対応している連携フォーマットで対応可能でございます。今後、連携フォーマットや、システム改修が必要とされるような詳細情報が通知されましたら、システム対応を検討いたします。 本格稼働直前!総ざらい 「ケアプランデータ連携システム」セミナー 日時:3月17日(金)14:00~17:00参加費:無料申込方法:ATCエイジレスセンターWebサイトにて受付中(要会員登録、無料)定員:600人(定員になり次第締切)実施方法:オンライン開催(Zoomアプリ使用プログラム(予定) 講演:「ケアプランデータ連携システム導入の狙いと期待される効果」 講師:秋山 仁 氏(厚生労働省・高齢者支援課介護業務効率化・生産性向上推進室長補佐) 講演:「ケアプランデータ連携システムの概要、使い方について」 講師:国民健康保険中央会保健福祉部質疑応答 パイロット運用参加のケアマネジャー、サービス事業者によるシンポジウム「ケアプランデータ連携システムを実際に使ってみて」参加申込者には、講演資料とともに、同システムに対応した介舟ファミリーをはじめとした、各社資料も配布されます。無料のオンラインセミナーですので、ぜひ奮ってご参加ください。 お申込みはこちら あわせて読みたい ケアプランデータ連携システムがいよいよ開始!概要や導入方法を徹底解説 無料体験はこちら 資料ダウンロード