介護記録の重要性はわかっているものの、正確かつ丁寧に記録するには時間がかかります。スタッフの業務のメインは利用者のケアです。介護記録の作成になかなか時間がかけられないというのが、現場スタッフの本音ではないでしょうか。
そこで、介護記録の業務を少しでも効率化するためにおすすめなのがテンプレートの利用です。介護記録のなかでも、定型的なものはテンプレートにして数字などを書き込むだけにするとよいでしょう。例えば、「食事( )割摂取」という項目をつくれば、摂取した分量については数値を記入するだけになります。また、選択方式にできる項目は、「入浴 あり・なし」のように、選ぶだけにすると時間が短縮できるでしょう。
さらに、テンプレートは様式が統一されているので、記録を検索、閲覧するときも容易であり、見やすいというメリットがあり、忙しい施設にこそおすすめです。